(2017.7.10)
★テコンドー合宿

〈気配を消せ〉

ナショナルチーム代表を含む、テコンドー合宿が始まりました。
今回は、肱岡コーチ(空手家:近大工学部 空手部卒)の通信です。

肱岡です。
『いつもは室内で行う稽古(けいこ)です。しかし、あまりに爽やかなお天気で、樹木に囲まれた第二号館横のガーデンは更に快適。小山先生の提案で〈今日はガーデンで稽古しよう〉』

そのシーンです。

ステージ(Ⅰ)①~③
①“今までの後蹴り(ティッチャギ)を見せて”
②動作開始
③結果


ステージ(Ⅱ)①~③
①“立ち方と左右の足のバランスをこのように変えて”
②変更動作開始
③結果


肱岡『明らかな違いがわかりますね。小山先生の蹴り技も凄い切れるのです』


『これは、腕と脚のバランスを高める技。いわゆる武器を持った相手に対する技です。詳細は話せませんが、小山先生にかかると……。先生はもちろん安全に行って下さいますが』


肱岡『小山先生の腕技も強烈です。《小山先生には割りばし一本も持たすな》とよく言われます。芸術にも似た動きで、これも…。でも、何も持たなくとも、ボクサーたちからも、先生のパンチは見えないと言われますので…』


肱岡まとめ
『私を含め、技を追い求め、多くの仲間が集まります。初動負荷トレーニングを介すると、その有効性が高いからです。また、ここに集まるのは、小山先生に技(動作)指導を求めたいこともあります。

小山先生に教わることの一つに、道場や試合ではともかく、〈いかにもーの雰囲気を作るな〉があります。深い深い〈意〉を感じることですので、以下お伝えさせて頂きます。

自分は強いんだぞとか、最初から雰囲気や実行動で威かくしたりと、妙な世界が多い中、本当はとてつもない修行を重ね、遥かに上なのに、〈殺気〉を、更には〈修行者であることさえ〉感じさせない…

そして、君はワールドウィングの指導者であり、社会人なのだから、ワールドウィングと一般社会の中では武術家の〈気配を消しなさい、それが修行だ〉と、先生から指導を受けてきました。

こんな人に向かって行った時の恐怖。武道以外でもこの感覚は通じると思うのです』




(2017.7.17)
大海原へ大湖水へ

◆前回の「気配を消せ」には大きな反響がありました。
あまりにも多くの反響をまとめると「沢山、沢山、考えさせられました。考えました」(^^♪
少しだけ、前回の内容と意味を展開させて頂いた方が良いかもしれませんーと肱岡コーチ、スタッフと話し合いました。

「理解させて頂いているつもりなのですが、気配ってずっと消せるのですか?消し続けなければならないのですか?」
のご質問。


肱岡コーチ「これは、以前、10数年も前ですが、私も考えたことです。当時、小山先生にさりげなく伺ってみました。小山先生の回答は『消しなさい。(武術を)何もやってないかの如く。なかなか消せないと思う。そして、消そうとしても、わかる人にはその気配は伝わる。ある意味では悟られてしまう』
私も目前。有段者の武術家が小山先生と出会った瞬間、汗だくになられるシーンがありました。

この時、小山先生は、いつもと同じ笑顔で、動作は、深くお辞儀をされー動作といえば、お辞儀のみ。
「礼、礼節を知らない者がいないとも限りません」深いお辞儀は、このような人間が前にいますと蹴りあげられたり、様々に危険です。小山先生は丁寧な方ですので、お辞儀はいつも深く・・・小山先生に伺ってみました『先生、このお辞儀中に蹴り上げられた体験はありませんか?』

『あるよ。20代の時に一度だけ。アルバイト先で、歓迎会を催して頂いている時に、酔客と化した人間が居て暴れ出したんだ。いつもこのようになると後で聞きました。何故、このような人を参加させるんだ!と、新人の私は伝えるのですが、この時、既に遅し、皆、怖がって席を離れる。すると、別のグループを襲い・・・
私は、目に余って、制圧技で、酔客を制御し、<やめなさい>とさとしました。
すると、ばつが悪かったのか<わかった、悪かったよ、自分が謝っているのだから、アンタも謝れ。土下座したら帰ってやる>と言い出す始末。何故、私がこの酔客に土下座を・・と思ったけれど、周囲はかなり恐怖感に満ちていたので、兎に角、酔客を帰さねばと思い、彼の要求通り、土下座をしました。


その瞬間、蹴りが飛んで来ました。顔面が割れました』

肱岡『先生、その後、酔客はどうなりました?』

小山先生『カツ(肱岡のこと)、聞くな、聞かないで(^^♪。そのまま帰すわけないでしょう。帰りたい、帰して下さいと本人が言うまで(^^)/目を覚まさせて、皆さんにお詫びをするまで。しかし、彼の身体を傷付けてはいないよ』

肱岡『先生らしいですね。彼はどうなりました?』

小山先生『翌日、責任者にお詫びしたそうですが、私のところには来ない。いつもニコニコしている小山なので、大丈夫と思っていたが、甘かった・・・。と話し、彼は、魚をさばく係なのでいつも包丁が近くにあるので、余計に皆、彼が暴れても腫物(はれもの)に触れないようにして、増長させたんだね。

私は、この頃、木刀で振りの稽古を欠かさなかった。アルバイトの仕事の休憩時間にも、丁度、バイト先の横に人通りの少ない小道があって、そこで。
気になっていたんでしょう。私の動きを数日見ていた<彼>は・・・、彼と目を合わす時は、私の眼にも顔にも笑みは無いよ、勿論。

『小山のさばきは本物だ!怖い!目つきが変わっている!小山にやられる、と言って、彼は辞職しました。暴れて3日後のことだったと思う。
私は、何もしていないのに(^^♪。職場の皆さんは、彼の辞職に万歳をしていたので、よほど、恐怖を植え付けていたんでしょうね。

恰好の良い話しでもなんでもない。暴力が力だと思っている人の馬鹿げた顛末で、私の心には、春のできごとなのに秋風が吹いているようで、侘しく悲しかった・・

肱岡「先生が有段者の方に、礼を尽くして深くお辞儀をされた時、相手の方が本当に噴き出すーという表現しか無いほど汗をかかれていましたので、後でどうされました?小山先生は優しい方ですよ」とお伝えすると共に、お尋ねしました。

『全く、隙(すき)が無い。自分も武術家なので、ここで蹴りを入れると・・・などと瞬間様々なことを考え・・これは悪意ではなく、小山先生のお辞儀そのものが<技>と直感しましたので。小山先生は徒手技だけでなく、刀、杖(じょう)などにも通じていらっしゃいますね』

肱岡『何故、お分かりですか』

『立ち方からして、ここに刀があれば、なければ、という、いわば、ポジショニングと、徒手技で、動いたら絶対その場に居ない・・どこから飛んでくるんだろ・・などと考えている瞬間、冷や汗、脂汗がでました』

肱岡『そうなんです。小山先生は、瞬間、身体全部を使われるのですが、足首、膝、拳(こぶし)だけが身体から離れて飛んでくる感じ。ボクシングの元世界チャンピオンも同様な表現をされます。
なので、当てられても、こちらが当てる距離に居ない』と。


◆◆再び肱岡です。逆のケースもあります。
時間の経って居ない話しです。
ここには、菰田コーチ(野球)の協力が必要です。

本年のプロ野球オールスターゲーム初日(7月14日)にMVPを獲得された内川聖一選手(福岡ソフトバンクホークス)と、小山先生は、二号館横の室内練習場でバッティングの技術練習をしていました。菰田コーチによりますと、ポイント含め、観たことのない技術練習ばかり。

内川選手の『先生、これです!これを求めていたんです!』の声が耳から離れないといいます。このお声は、数年前から一緒に取り組みを開始した時から、ポイントが出来るごとに、また、ポイントに触れるごとに、内川選手が発するお言葉で、同じポイントは一つもありませんので、数多くのポイントに触れられたことがわかります。

天才と呼ばれる内川選手にして、触れたくて、掴みたくて、触れられないで苦悩されていたことが沢山あることーこれが、真髄への遥けき道を感じると共に、努力って何だろう・・・と考えさせられます。

小山先生が教えて下さる「努力は当たり前。努力の方向性を見いだせるかどうか。方向性に出会う、また観つける手前に辿り着けるかどうか。学問も同じ。<努力の方向性>に出会う前に、<努力感>を得て、満足、限界を感じないで」頭から離れません。

この技術練習風景には、刀の使い方の一部が登場します。
この風景を、ある国のプロ野球選手が見学していて、見よう見まねで、バットを刀に見立てて振っていました。勿論、小山先生と内川選手の操り方とは全く異なります。

お二人の誰も近づけないポイント練習に、一度区切りがついた時、外国プロ野球選手が『小山先生、こうですか?』とバットを小山先生に向けて振り下ろして来ました。彼にとっては、バットを日本刀に見立てて<遊び>の雰囲気もあったようです。

『とても危険なシーンでした』と菰田コーチ。
小山先生は、御自身のバットで、彼のバットを横に払うのか・・・と思ったのですが、『これが習性かな』と後で呟かれた動作があります。

バットを持つ(先生は、決して<握る>と表現されません。握ると柔らかく動けないーと)右手(上の手)側を刀の<峰>、左手(下の手)側を<刃>に見立てるかのように、<峰>で彼のバットを受けたかと見えたのですが、彼のバットを峰側で受ける動作を行っただけで、バットに触れることなく、瞬間<刃>の側が彼の顔面と頭上のギリギリ手前にありました。

<峰>で受ける動作を先生はよく行われます。理由は、『刃で受けると、刃が傷付き、ボロボロになる。また、刃を当てると刀とは、意外にもろいんだよ』と教えて頂きました。

扨、皆様、小山先生の動きをイメージして下さい。腕だけではなしえず、脚先行で立ち位置が変わらねばなりません。
<彼>は、顔面近くに先生のバットが近づき、先生がバットを止めた瞬間、腰が砕け『腰が抜けた・・・怖かった、先生の瞬間の技と目が・・・』

小山先生は、『危ないよ』と笑顔でウィンク。

何故、彼のバットを横に払わなかった・・と申しますと、私のバットは下にあり、この距離で瞬間、横に払うと彼のバットが飛んで行き、子供達が危ない。そして、強くバットを握っているので、バットを下から横払いすると、彼の肘と肩の関節が<もっていかれる>からだそうです。

優しい内川選手の顔も変わり『君達がかなう相手では無い!』の声も忘れられないと伝えてくれました。

そして、距離を置いて、バッティング技術練習から見学させて頂いている子供達、アマチュア選手達に『皆、よく見ておくんだよ。この風景を。君たちが羨ましい。若い年代で、このようなことを教われて。自分も、皆の頃から教わりたかった』とお伝え下さいました。

ご存知の方も少なくないと思いますが、想定150キロのボールをいまだにミート出来る小山先生の秘密?もこの辺りにあるかもしれません。



皆様へ
今回のシリーズは、武術礼賛(らいさん)が目的ではありません。「気配を消せ」の反響があまりに多く、<このようなことか>のお伝えと、優しく振舞っている人、明るい人が弱い人ではなく、修行、鍛錬、トレーニングを重ねて「自からを律っし、人のことが先で自分のことは後」に出来るような人もいる。強い人間こそ、何気に振舞っているもの。

相手のことを知っているようで知らない・・気配を表すと何が起こるか分からない人間もいます。「強い人間が優しく振舞うのは当然で、<鞘(さや)の内>」小山先生の言葉です。
だから『いじめ』『暴力』など、無くなってほしい。


人間の尊厳を知り、慈(いつく)しみを忘れない社会であって欲しいー腕力の暴力だけでなく、言葉の暴力もないー小山先生の想いから企画させて頂きました。

長くなりましたので、表題の「大海原へ、大湖水へ」は、写真だけで爽やかさをお感じ下さい。一緒に取り組みを開始して、日本人には無理と言ラフティング競技で、二度世界一に輝き、世界を「あっ」とか「いっ」「う~」「えっ」、そして最後に「お~マイ・ガッド!」と言わせた仲間達、文章なしで御免なさい(^_-)-☆ー小山先生のメッセージです。


💛世界の歴史の中で、誰も取り組んでいないからと、操船技術を小山先生が伝え、世界一を招きました💛

次回は乗船するぞ~~    コロにゃん




(2017.7.24)
愛の強制検査入院・爆笑編(^.^)

♠小山先生の主治医は、名医が終結されることで知られる総合病院院長先生です。

♠ご存知の方も少なくないそうですが、2009年から2010年にかけて発生した事件・事故で、小山先生は表に立ちつづけ、闘うのですが、表に立つために続けた検証は、小山先生の身体を蝕み、身体、頭部に激痛を発症させ続けます。

♠激痛は、睡眠、食事を奪い、2か月で30キロ近くの体重が無くなります。立つことも出来ない身体を告げず、松葉杖を研究のためと言って使用されていた姿を思い出します。この激痛の中でも、「意図的な減量でも、シェイプアップでもないよ」-と明るく皆さんを笑いに誘う小山先生でした。

エンタープライズをお訪ねの皆様、アスリートとの技術練習中、松葉杖が使えない時、左右両サイドをスタッフが支えて立つことを要求され、目が会わない時は、しゃがんでいる-スタッフの目にはいつも涙がありました。

この激痛の中、博士号学位論文(英文)提出が迫っていて、精密に完成させ、在籍していた早稲田大学に提出しました。

その瞬間、糸が切れた凧(たこ)のように、くるくると目がまわり、墜落して行くかのようでした-とは、小山先生の表現ですが、即刻入院。

内分泌系の変化から脳にダメージが及んでいる可能性ありとの親しい医師の判断から、脳の診断と手術で「神様」「ブラックジャック」と呼ばれる、後の主治医と出会います。
 
♠「事情、しっかり把握しました。変形シューズ、良くないシューズが身体に悪影響を与えることは知っていましたが、悪い、良くないと分かっていて、どうして、毎日履きつづけるのですか」「私の設計したシューズが改ざんして、発売しようとした当時の製造元に販売させないためです。機能は無く身体を痛め付ける検証結果ばかり。私が身体実験を行うと、この通りです」


水曜日に続きます。
お楽しみに(^.^)




(2017.7.26)
愛の強制検査入院・爆笑編(^.^)-②

♠この時、内分泌系が上限値の25倍以上計測。安定を示す基準値からは75倍。いずれも脳腫瘍、臓器腫瘍などが疑われるステージ。実際は腫瘍ではなく、身体の破壊、破損を示すものでした。2ヶ月近くの入院でしたので、その酷さが分かります。


♠実は、この総合病院から、脳血管障害、脳挫傷などで、起立、歩行、腕が動かない患者様をエンタープライズでお預かりし、B.M.L.T.カムマシンを中心とした初動負荷トレーニングとその成果の高さに主治医先生は大変注目。後の主治医先生とは、心は既に触れ合っていたのです。


♠♠小山先生は、『私が設計し、製作した試作品シューズの『科学的検証結果は、整合性のある有益』なものです。身体が回復しましたら、シューズは自分で作ります。物理的、医科学的検証もできず、有害でも売れれば良いという人達に任せた自分が悪いのです』

「有益しか求めないという真摯な情熱が、身体をきっと回復させます!」と後の主治医先生。


♠♠奇跡的とされた回復に、『酷すぎた身体状態でした。貴方はきつくとも、止まらない、休まないで無理をされるので、退院後は、定期検診致しましょうね』と、主治医先生。

♠♠海外、大学授業も多い上に、エンタープライズに帰り、アスリート、機能改善合宿(キャンプ)にお集まりの皆様とご一緒したい、そして研究ペースが上がる中、定期検診が出来ない時が経過します。主治医先生は、小山先生のことを随分案じていらっしゃったようです。

♠♠そして、その時がやって参りましたずっと移動と睡眠不足のせいか、何か変『主治医先生の声がする。sky ear (コロニャン英語では、〈そら耳〉かしら)』痛くても、きつくとも、いつもこの調子です(^^♪

主治医先生 「お待ちしていました。緊急検査入院を命ずる(^^♪」 小山先生とは、明るさ、ウィット、考え方まで波長ピッタリです


♠♠♠写真は、入院3日目の小山先生の手書きポップ。2人の主治医先生、男女の看護師さん達、看護師長さんにも大ウケ
「喫茶611」の数字は、小山先生の病室ナンバーです

♠♠♠「検査が連続的に続き、きついと思うのですが、流石、明るく振る舞っていますね」と、超笑顔が病室内に溢れます。小山先生 『暗いの嫌ですから。能天気コロニャンです(^^♪』


多くの皆様がこのポップを見たくて、訪れます

「次作もあるのですか?」

小山先生「もちろんですよ」←デコメは、デコメ研究家・小山先生の指示です



今回の特別企画は、金曜日に続きます。
どうぞ、お楽しみに





(2017.7.28)
愛の強制検査入院・爆笑編(^.^)-③

「神様」「B.ジャック」と呼ばれて尊敬を集める「名脳外科医」が、小山先生の主治医でいらっしゃることへのご質問を、これまで沢山頂いていました。
『脳外科手術、脳外科範囲の疾病治療を受けられた方』であれば、分かるのですが・・・と

♠本シリーズの2回目で表現させて頂きましたが、小山先生の友人の医師数人が検証に参加されます。余りに酷い当時の小山先生の状態を看過できなったそうです。
『小山先生のシューズ設計と素材指定(
現在のビモロシューズそのものです)に基づき、試作品をいくつも製作され、試した私達も驚きました。これまでに無い機能です!

また、医師達は、小山先生が徹底検証して有益の証明が出来ないものは、どんなことがあっても販売させないーの理念に強く共感されていました。そして、『故障、痛みは合理的でなく、整合性のないシューズが発症の多くの原因であることを突き止めていました。

製造元が隠れて製造して販売しようとしたのは、《検証すると、ことごとく、「有益」ではなく「有害」》で販売認可などできない旨を告げる、小山先生とワールドウィングエンタープライズであったから、《隠れて製造し、販売しようとした》ことを知ります。

人間としての行動に悖(もと)る、と大きな販売阻止運動が起きます。


医師達『小山先生の検証報告書に、歪力(わいりょく・ひずみ、強引に捻られる力)は、その人の足のサイズより小さめ、あるいは、小さいサイズのタッパーに足を入れて歩いているよう。また、意図的に変形デザインされたタッパーに足を入れると、その形(デザイン)の形状の歪力が働く。これが、足から頭部まで響く激痛発生、血圧上昇。機能障害を改善された方々が倒れる要因

とあり
『その通りとイメージしながら、私達医師仲間もタッパーでテストしましたが、痛みが発生し、血圧もすぐに上昇して2、3分も耐えられませんでした。
これに近い状態で、長い時は24時間履き続ける小山先生を案じ、その理由を尋ねると、飛行機での海外出張、国内の長時間移動でも足も張り難く、腰、膝も楽という、試作品をモニターして下さった方々の感想と意見です。
エコノミークラス症候群の回避に有効ーの検証も進み、多くの方々が待ちわびて下さっていましたので。

海外ですと、24時間移動は頻繁にあります』と、回答下さいましたが、私達も足の痛みを越えて、坐骨神経を逆行するような激痛が脊柱を通り、割れそうな頭痛に襲われました。足もむくんでパンパンに張り、痛みさえ発症します。これでは、逆にエコノミークラス症候群とその予備軍を作ってしまいますね。

小山先生はこれを長く続けていらっしゃる。これほどの激痛から、私達自身の脳への影響、小山先生のことも同様に考えた次第です。
販売による被害を防ぐために、御自身が倒れることを覚悟で有害シューズを使用されていることは、容易にわかりましたーそのようになると、流石に製造販売会社は、販売を断念するしかないだろう』と。


小山先生は、足から脳に響く痛みと闘いながら、

『タッパー素材が硬いからーではないのですよ。ある意味では、タッパーより柔らかいペットボトルで靴状を作って、足を入れた方が更に酷いです。
「真綿で首を絞めるように、じわじわと足が変形し、痛みが・・・」と、伝えて下さりながら、強い痛みの中で、お顔はニッコリ笑っているのです』研究者魂・・とだけでは、表現できません。

このようにして、名外科医先生と出会います。そして、ワールドウィングエンタープライズ自社制作の《BeMoLoシューズ,BeMoLoスパイク⦆が誕生し、日本と世界を、短期間で何万足も飛び交います。

7~8年前に遡ってご説明させて頂かねば、解説出来ないと考え、今回2回にわたり記述させて頂きました。


♠♠さて、現在に戻ります

検査入院初日のことです。超過労からだと思うのですが、少し炎症反応が強いですね。そのほかの数値も、超疲労を示しています。と、主治医先生。

疲れているままに動き回り、書き物も多かったので、食事を2日間摂っていませんーと小山先生。そうでしょう、そうでしょう。貴方はそういうことができるーと主治医先生。

そして、大きな点滴剤が小山先生の腕に注入されます。所要時間4時間。かなり辛かったそうです。

その後、看護師さんが『食事摂れますか?摂れませんか?』と小山先生に問います。

食欲がないんです、の小山先生の言葉を聞くやいなや看護師さんは、部下に、

『点滴をもうワンパック用意して下さい。先ほどと同じものを

小山先生『お願いです。勘弁して下さい。何か食べれば、点滴回避できますか?

『食べられないとおっしゃったのでは?何だと食べられそうですか?』

『ヨーグルトとバナナでしたら・・・』

『それでは足りません。やはり点滴が必要です。体力を付けるためにも!

『牛乳も追加します。バナナを2本にします。ヨーグルトを2個にします…

さてこの後の展開
どのようになったでしょうか(^_-)-☆

第二弾の小山先生の手書きポップ。病院の関係者,患者さんまで集まり、大ウケ


次回は月曜日に



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